ニューヨークのパフォーマンス公演情報

 

2012年5月19日(土)〜2012年6月02日(土)

ヒットパレード型ミュージカル
Nice Work if You Can Get It
「トニー賞」10部門でノミネート



■日時: 2012年6月10日


 5月1日に今年のトニー賞ノミネートが発表された。新作ミュージカルの「Once」が最多11部門でのノミネートを受けたが、それに続いて「ポーギーとベス」と「ナイスワークス・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット」が10部門でノミネートをはたしている。
 さてさて、「ポーギーとベス」と「ナイスワークス・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット」。前者はリバイバル、後者は新作ミュージカルだが、二つの共通点とは何か? そう、両作品ともアメリカを代表する作詞・作曲家、ガーシュイン兄弟の音楽で出来ているのだ。
 「ポーギーとベス」はすでに2月号で取り上げたので、今回は「ナイスワークス・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット」を紹介する。

Nice Work if You Can Get It
Imperial Theatre
249 West 45th Street
(B'wayと8th Aveの間)
$46.50〜
上演時間 2時間40分
niceworkonbroadway.com

新作ミュージカル「ONCE」
センチメンタルな音楽が一押し!


■日時: 2012年2月28日
■場所: Bernard B. Jacobs Theatre
■住所: 242 W. 45th St.
■時間: 8:00開演

トニー賞ノミネート締切(4月26日)を受けて、新作が続々開幕している花盛りのブロードウェイ。けれど、今現在、昨年の覇者「モルモン書」ばりの、飛び抜けた作品はなし。このまま盛り上がりに欠けたままトニー賞レースに突入かぁと思いきや、ついにキター! 台風の目になりえる新作ミュージカル「ONCE」が幕を開けたわよ

 2006年公開のアイルランド映画を舞台化した同作。昨年12月「RENT」(96年) が誕生したオフ小劇場NYシアター・ワークショップで初演を開始。開幕と同時にその評判は演劇ファンの間に徐々に広がり、追加公演を含むチケットは連日完売するほどの人気に。ついにはオンへお引越しが決定し、このブロードウェイ公演に至ったわけよ。

飯村隆彦の最新作「間」
日本語の『間』をテーマに


■日時: 2012年5月25日(金
■場所: Millennium Film Theater
■住所: 66 E. 4th St.
■料金: $8
■時間: 8:00pm
■電話: 212-673-0090
■URL: 

 ニューヨークと東京を拠点に活動する実験映画作家、飯村隆彦作「間」の最新バージョンが、5月25日(金)夜8時から、イーストビレッジのミレニアム劇場で上映される。日本語の『間』をテーマに、日本人でも曖昧なこのコンセプトを、イメージで表現する実験作品だ。
 「間」の最初の作品である「間(インターバルス)」(1977年)は、まったくの抽象映画として、コンセプトを実現した。その後、ニューヨークのメトロポリタン美術館からの委嘱で、京都・竜安寺の石庭のアートフィルムを制作。『間』のコンセプトを適応し、「間:竜安寺石庭の時/空間」というタイトルで発表した。建築家・磯崎新のテキストと、小杉武久の音楽で、ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのルーブル美術館、東京の写真美術館などで上映した。

潜伏/探求:アメリカのポートレートにおける異質性と情熱


■日時: 2012年6月10日まで
■場所: Brooklyn Museum
■住所: 200 Eastern Parkway,
■料金: 参考料金 大人:$10、シニア/学生:$6、12歳以下無料
■時間: 水・金土日:11am - 6pm、
■電話: 212-362-6000
■URL: www.brooklynmuseum.org

特別展はアメリカのボートレートに見られる同性愛やトランスジェンダーなど性の異質性に焦点を当てた初めての試みである。長い時代、同性愛の芸術家達は、自らのアイデンティティを隠したり曖昧にし、作品にもその情熱を明らかにすることは稀であった。社会的な異端とされてきた人々を偏見なく正面から写真や絵画に写し始めたのは、つい近年である。展示は19世紀終盤の暗示的な肖像画から始まり、長い暗黙の時代、エイズ危機、そして21世紀のゲイ、レズビアンの市民権運動まで100年以上の歴史をポートレートで辿っている。様々な受難の中でも、写真家ロバート・メープルソープ、画家キース・ヘリング他多くの命を奪った疫病エイズには心が痛むばかりである。

米トニー賞、「ブック オブ モルモン」が9部門制覇

米演劇界で最高の栄誉とされる第65回トニー賞の授賞式が6月12日行われ、「ブック オブ モルモン」がミュージカル作品賞など9部門を制した。
ゴスペルをウガンダに伝道するモルモン教徒のミュージカルという人を喰った作品。

作詞作曲脚本は「アベニューQ」のローバート・ロペス、他。

大人向けの過激なブラック・ジョークで知られる人気アニメ「サウスパーク」のクリエーターが、ブロードウェイに進出。
トニー賞を受賞したパペット・ミュージカル「アベニューQ」を手掛けたロバート・ロペスと共に、制作を手がける。
監督は「アベニューQ」のジェイソン・ムーアが務める。

ストーリーはウガンダの危険な場所に2人の若いモルモン教の伝道師を派遣したことに焦点が当てられる。
またモルモン教の創始者ジョセフ・スミスのストーリーとも平行している。
注目の作品です!




トニー賞 ミュージカル部門
作品賞:ザ・ブック・オブ・モルモン
脚本賞:ザ・ブック・オブ・モルモン
リバイバル作品賞:エニシング・ゴーズ
オリジナルスコア賞:ザ・ブック・オブ・モルモン
主演男優賞:ノーバート・レオ・ブッツ (キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)
主演女優賞:サットン・フォスター (エニシング・ゴーズ)
助演男優賞:ジョン・ラロクエット (ハウ・トゥー・サクシード) 
助演女優賞:ニッキー・M・ジェームズ (ザ・ブック・オブ・モルモン) 
演出賞: ケーシー・ニコロー & トレイ・パーカー (ザ・ブック・オブ・モルモン)